恵光寺 和尚の日記

徒然記2009/9~12 徒然記2010/1~3 徒然記2010/4~6 徒然記2010/7~9 徒然記2010/10~12 徒然記2011/1~3 徒然記2011/4~6 
徒然記2011/7~9 徒然記2011/10~12 徒然記2012/1~3 徒然記2012/4~6 徒然記2012/7~9 徒然記2012/10〜12 徒然記2013/1~3
徒然記2013/4~6 徒然記2013/7~9 徒然記2013/10~12 徒然記2014/1〜4 徒然記2014/5〜8 徒然記2014/9〜12 徒然記2015/1〜3
徒然記2015/5〜8 徒然記2015/9〜12  徒然記2016/1〜3  徒然記2016/5〜8  徒然記2016/9〜12 徒然記2017/1〜4 徒然記2017/5〜8
徒然記2017/9〜12  徒然記2018/1〜6 徒然記2018/7〜12 徒然記2019/1〜6 徒然記2019/7〜12 徒然記2020/1~6 徒然記2020/7〜12
徒然記2021/1〜6 徒然記2021/7〜12 徒然記2022/1〜6 徒然記2022/7〜12  徒然記2023/1〜6 徒然記2023/7〜12 徒然記2024/1〜6

 

恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

■2014年8月1〜3日

永観堂本山の緑蔭講話

3日間で600名を超える聴聞者夏は京都の町ではあちこちの本山やお寺で暁天講座が開かれます。永観堂の緑蔭講話もその一つですが、こちらは何といっても8月1日から3日まで、法主猊下お一人が3日連続で講話をされる、という珍しい形の講座です。
今年度は『法句経』に学ぶ、という講題で、各々
第1日目 「いのちの理由」
第2日目 「言葉はこころの花」
第3日目 「老いの入り舞」というタイトルをつけてお話下さいました。

【写真右上】 緑蔭法話をされる中西玄禮ご法主 
【写真上】 法話聴聞の参加者 (永観堂境内)

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■2014年8月4日

比叡山で世界平和祈りの集い

宗教宗派の違いを超えて、世界平和への祈りを捧げました「比叡山宗教サミット27周年・世界平和祈りの集い」が比叡山で行われ、仏教、神道、教 派神道、キリスト教、イスラム教、新宗教など、世界から宗教宗派の違いを超えて多くの関係者が集まり、世界平和への祈りを捧げました。

【写真】特設会場で世界平和への祈りを捧げる各宗教代表。
中央の緋色の衣の導師は半田孝淳天台座主猊下

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■2014年8月5日

古い友人が来訪

禅僧の来訪に懐かしさいっぱい神奈川の小澤大悟さん、建仁寺の3年半の僧堂生活を終えての帰途、恵光寺に立ち寄ってくださいました。小澤さんは京都での大学生活時代に、市原野の地域福祉活動に参加し、
   いっしょに楽しく活動をさせてもらいました。もう15年も前のことだったので、今回の再会は懐かしさでいっぱいでした。とても凛々しいお坊さんになっておられました。

【写真右上】小澤大悟さんと小生 
【写真上】芳子坊守の墓前で

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■2014年8月6日

ヒロシマ・平和の鐘つき

非戦の願いを込めてさんが・いちはらのの「ヒロシマ・平和の鐘」。朝8時より恵光寺鐘楼で読経、黙とう。
8時15分に鐘つきをはじめ、参会者全員が犠牲の方々への追悼と平和を願って鐘を撞きました。法要後の講話は小生が担当し、峠三吉さんの『人間を返せ』の詩を読みました。

【写真上】さんが・いちはらのの「ヒロシマ・平和の鐘」つき 
【写真右】子どもたちもいっしょに鐘つき

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■2014年8月14日

市原の「いの字」についてラジオカーで放送

保存会、ハモハ会非戦の願いを込めてKBS京都ラジオ「森谷威夫のお世話になります」がラジオカーで市原でかつて送り火として点火されていた「いの字」とハモハ踊りについて取材。ハモハ会の代表増田春彦さんと瀬戸啓二郎さんがお話になりました。取材は恵光寺本堂で行われました。

【写真】海平和(うみひらなごみ)さんのインタビューを受ける増田春彦さんと瀬戸啓二郎さん (8月14日 恵光寺本堂)

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■2014年8月15日

お盆のお施餓鬼法要

終戦記念日で非戦のねがいも宗派の洛北組寺四ヶ寺の盆施餓鬼はこの15日・16日の二日間、午前、午後、と連続で行われます。まず最初が恵光寺で15日の午前中。日本のあちこちで大雨予報が出て天候が心配の中、勤めさせていただきました。終戦記念日で二度と戦争のないように、と願いを込めてご回向しました。

【写真】施餓鬼壇に塔婆を上げ、水をかけて、なき人々のお参りをいたします

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■2014年8月16日

送り火の大文字点火

大雨の中、今年も送り火今年の盆明けの16日は大雨。バケツをひっくり返したような大雨に大文字はひょっとしたら点かないのかも…、と心配しましたが、それでも点きました。お世話するみなさん大変です。

【写真】 大雨の中、点灯した大文字(恵光寺から)

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■2014年8月16日

市原野の新精霊(あらじょらい)

大雨の中、恵光寺本堂で。「ハモハ踊り」と「鉄扇」も恵光寺の本堂で 送り火の夜、市原の新精霊(あらじょらい)回向。この一年に亡くなられた方々の初盆を供養する行事です。今年の会場は恵光寺。最初は大数珠の百万遍念仏回向。今年は大雨なので百万遍数珠回向のあとのハモハ踊りと鉄扇踊りは川島織物前ではできなくなり、そのかわり恵光寺を会場に行われました。

【写真左】新精霊(あらじょらい)回向のためにみんなで百万遍数珠くり
【写真中】ハモハ踊り。「ハモハノアミダ、ホーイ」と称えては、もっている団扇(うちわ)で亡くなった人のたましいをお浄土に還すようにします。
【写真右】新精霊(あらじょらい)の遺族は、その亡くなった人の戒名(法名)を書いた水塔婆を腰の後ろに挟んで踊ります。

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■2014年8月19日

本山で宗学院はじまる

本山の永観堂では毎年、この時期に「宗学院」という教育機関が開設されます。受講生はこれからお坊さんになろう、という人ばかり。朝から夜まで、勤行から諸作法を履修し、宗学、余乗学を勉強し、3年続けると最低位の僧階が授与されます。小生も毎年出講しています。

【写真】修学院の授業風景

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■2014年8月21日

市原野から京北町水害の土砂搬出ボランティア

広島、福知山などで大変な被害。京都市でも右京区京北町が床下浸水

8月16日の大雨で大きな被害を受けた右京区京北町に対し、京都市災害ボランティアセンターはボランティアを緊急募集、21日には市原野社協から8人が京北町現地に。私どもが行ったお家は床下に流れ込んだ泥の掻き出しや清掃などの復旧作業。

【写真右下】集ったボランティアに対し、まずは災害状況や復旧活動についてレクチャー 
【写真上】床下に流れ込んだ泥の掻き出しや清掃などの復旧作業
【写真右上】市原野から参加したボランティア (京北町出張所)

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■2014年8月23日

恵光寺の婦人部地蔵盆

夕暮れは小雨の中、石仏地蔵さまの前でお参り。晩夏の風情です恵光寺婦人部の地蔵盆は、午後6時開始。最初に本堂で法要。移動して境内北に祀られている石仏群にお参り。

最後は地蔵堂での数珠繰りで法要はおしまいです。みなさん手作りのお弁当で会食。最後に小生が紙芝居「蜘蛛の糸」を上演しました。

【写真上】石仏さまにお盆のお礼参り
【写真右上】参詣する婦人部の方々
【写真右下】地蔵堂での百万遍数珠くり

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■2014年8月23〜24日

各町内で地蔵盆

雨・曇りの天候の中、どの町内でも、いちばんの心配は天候 今年も、地元のいくつかの町内会地蔵盆に寄せて戴きました。テントを立てて、そこにシートを敷いて子どもたちが集まりやすくするのは大人の仕事。そこに子どもたちが集まります。私の出番はお地蔵さまのお参りです。最初にお地蔵さまの前で町内、家内安全、世界平和を祈念します。

それからお話、大数珠くり、そしてゲーム、最後は紙芝居。それが私のフルコースメニューです。子どもたちが健やかに成長するように、と願うばかりです。

【写真右上】篠坂町の地蔵盆。恵光寺の石仏さまでお参りをします
【写真上】子どもたちと百万遍数珠くり
【写真右】紙芝居をする恵光寺住職

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■2014年8月

岐阜の立政寺で東国地方講習会

毎年、夏は日本の各宗派支所でお坊さんの研修会が行われます。この日は岐阜で行われた講習会に出講しました。会場は岐阜市西庄の立政寺。担当は「法式」。久しぶりに岐阜・愛知の方々と親しくお話をさせて戴きました。

【写真】講習会でお話をする恵光寺住職(岐阜市西庄の立政寺本堂)

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■2014年9月7日

山端の帰命院前住・江口隆泰上人ご遷化

長い間ご指導をくださりありがとうございました。
人寿75
一昨年の4月8日、帰命院さんは住職交代式を厳修。隆教上人に法灯を引き渡されました。その折には法然上人の輪番大法要も勤め、みずから一時間のお説教もされました。引退後も寺役をこなしておられましたが、この9月3日、遷化されました。人寿75。
恵光寺住職が本葬の導師をさせて戴きました。

【写真右上】葬儀式の最初に講話をする恵光寺住職 
【写真上】江口隆泰上人の霊前に葬儀式厳修(帰命院本堂にて)

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■2014年9月8日

地元の老健施設「友々苑」で講話

中秋の名月の日にちなんでお月さまのお話この日は中秋の名月。そこでお月さんにまつわる歌をみんなで斉唱。講話のまとめとして、私たちが月を見ているようにみえるが、実は私たちはお月さまに代表される、いろんな、目に見えないものに見られ、守られて生きているんです。とお話しました。

【写真右】友々苑でお話する住職(友々苑デイケアルームで)
【写真下】恵光寺の境内で見上げた中秋の名月

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■2014年9月11日

京都みすゞ会 定例輪読会

みすゞさんのいのちの不思議の見方に共感奇数月の11日午後2時から約2時間、中京区の休務寺席を会場に、定例のみすゞさんの詩の輪読会をしています。今回は輪読会に加えて、きたる10月16日(木)午後2時の 「野田淳子さんみすゞコンサート」についてお話が出ました。
このホームページをお読みの方で聞きたい、という方は恵光寺まで(075-741-2627)、ご連絡ください。

 

「野田淳子さん みすゞさんの詩を歌う みすゞコンサート」~みすゞさんの詩から~

日 時 2014年10月16日(木)午後2時 
会 場 休務寺(きゅうむじ)(京都市中京区錦大宮町154)
会 費 会員無料(2014年度年会費納入者)
     非会員 2,000円(但し今年度の年会費として)
申 込 恵光寺までどうぞ

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■2014年9月13日

写経と法話の会

お彼岸で六波羅蜜のお話

お彼岸なので彼岸の行、つまり心が平安になるための六つの行い(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)についてお話しました。

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■2014年9月20日

恵光寺 秋のお施餓鬼法要

彼岸の入りに勤めました

たくさんの方のお参り、ありがとうございました。追善供養(ついぜんくよう)という、残ったものが亡くなられた方々にさせて戴く供養によって私どもがより安穏でありますように、と祈りました。

【写真】お彼岸の施餓鬼の様子(後ろにあるのが施餓鬼壇よ

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■2014年9月26日

恵光寺お月見コンサート

今年のコンサートは二胡の演奏二胡というのは中国で発達した擦弦楽器で、わが日本の胡弓に形が似ている楽器です。でも二胡と胡弓とでは、違う種類の楽器だそうです。
演奏は釋百恵さんと清水久恵さんのお二人。「良宵」「二泉映月」「賽馬」などの中国の曲、それに「荒城の月」「蘇州夜曲」などの日本の曲も弾いて下さいました。来聴された方は、珍しい楽器にふれたり、その懐かしい音色に心癒されるようでした。秋らしいいいコンサートになりました。

【写真右上】二胡の演奏をされる釋百恵さんと清水久恵さんのお二人
【写真中】静かに聞き入る聴衆の方々
【写真右下】お二人と恵光寺和尚とのトーク

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■2014年9月28日

僧医・田中善紹先生の講演を聴く

寺も在宅ケアと寺院の役割を考えていかねば…… 僧医という肩書の人かあります。お医者さんでお坊さんという方のこと。とくに医療をしながら、生き死にという心の問題をいっしょに考えるお医者さんのことです。
今回、永観堂の講習会でその僧医の先生のお話を聴きました。お名前は田中善紹先生。

田中先生は医療の形を「在宅医療」に絞って僧医を勤めておられます。身体の医療ケアが必要な人で、かつ在宅で、という方に「往診」という形で接しておられます。先生は在宅ケアでは医療の仕事として治癒が目的ではあるわけですが、それと同時に本人の生活の質を高めること、あるいは介護で疲れるお家の方々のケア、これが、求められている、と力説されました。私どもも在宅ケアと寺院の役割を考えていきたいと思いました。

【写真右上】講義をされる僧医・田中善紹先生
【写真上】聞き入る参加者(永観堂研修室にて)

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■2014年9月30日

左京区学区社協交流会

地域福祉、どのように進めていくか

地域福祉を推進していくとき、重点目標を決めて地域の人、みんなで取り組むべき、という観点から、いろんな事例を紹介しながら、左京区28学区社協、そして各専門施設、機関の方々、約100名が熱い研修をしました。
隣近所のつきあいが希薄化する中で、ふだんからのつきあいの見直しが迫られている、と感じました。人が寄り合える仕掛けが必要です。

【写真右上】左京区学区社協交流会全体会の様子 
【写真上】進行をする恵光寺住職 (京都教育文化センター)

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■2014年10月8日

皆既月食

天体ショー、観ましたか。ちょっと寒かったですね

太陽・地球・月が一直線に並ぶ、つまり、満月のときに起こるこの月食。赤銅色のお月さんはちょっと不気味でもありますね。子どもさんといっしょにみると夢が広がる、というものです。

【写真】 小生がとった皆既月食のお月さま

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■2014年10月11日

台風接近

台風、というと今は厳戒態勢です

19号は900ヘクトパスカルにまで気圧を下げた今年最も強い台風といわれ、テレビは一日中、台風情報を流していました。日本列島を縦断する形で上陸、通過、上陸を繰り返したので大雨や暴風の被害が大きくなりました。

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■2014年10月12日

市原野学区民運動会

台風接近の最中、ヒヤヒヤものでした

市原野学区民運動会が川島織物セルコンの運動場で開催されました。台風接近の最中、開催するかどうか、開催本部の人たちは大変だったでしょう。プログラムを切り上げ、テントも張らないようにして開催。結果的には雨は降らなかったのでラッキーでした。スポーツを通して地域の人たちが交流をする、というのは大事なことです。

 

【写真右】 区民運動会の遠景
【写真上】 運動会、最後のプログラム。地区対抗300歳リレーの決勝。盛り上がりました。

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■2014年10月15日

愛知県津島市の宝泉寺さんでお十夜

10月、11月はお十夜のシーズン

十日十夜念仏をすれば、その功徳はお浄土の千年の功徳に等しいといわれて勤められるお十夜。秋の収穫祭の一種でもあります。
私が寄せて戴く今年のお十夜は、この愛知県津島市の宝泉寺さんからスタートです。

【写真】 愛知県津島市の宝泉寺さんの山門

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■2014年10月16日

野田淳子さん、みすゞさんの詩を歌う」コンサート

みすゞさんの心が、みごと歌によって再現されました

京都みすゞ会は「野田淳子さん、みすゞさんの詩を歌う」コンサートを四条大宮の休務寺さんを会場に、開催いたしました。野田さんの伸びのある歌声は、ときには優しく、また強く、そして明るく、私どものこころをとてもゆたかにしてくれました。みすゞさんの詩の魂が、野田淳子さんを通して伝わった、とてもいいコンサートでした。

【写真右上】 コンサートに集まった方々
【写真上】 手話を使って歌う野田さん
【写真右】 左からコンサートの主役・野田淳子さん、小生、そしてキーボードの嶋村よし江さん

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■2014年10月18日

みかえり月次説教

みすゞさんの心が、みごと歌によって再現されました

永観堂本山の「みかえり月次説教」も今月で第4回。今回は岐阜・若園善聡さん。凡夫である私どもが阿弥陀さまのお力によって救われていく、という大事なお話でした。

 

【写真右】 お話をする岐阜・若園善聡さん
【写真上】 聴衆のみなさん

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■2014年10月18日

市原野体育振興会60周年祝賀会

グランドプリンス京都で行われました

何と市原野学区の体育振興会が創立60周年。初代会長が大道伝佐郎さんでした、と藤井会長のごあいさつにありました。小生は初代会長から歴代の会長、みんな存じあげている人ばかりだったので、私も年がいったんだ、と思いました。地域のスポーツ参加を通してまちづくりに供してきたこの60年、御苦労さまでした。これから先、これをバネにまた街づくりに勤しんでまいりましょう。

【写真上右】 オープニングを飾る市原野のぴっこ太鼓の子どもたち
【写真上左】 開会のあいさつをされる藤井尚司体育振興会会長
【写真右下】 パーティーの様子

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■2014年10月19日

お十夜で福井市へ

お念仏の声がこだまして

福井市は足羽山麓にあります安養寺さんでお十夜が勤まりお説教に寄せて戴きました。安養寺さんは、1473年、朝倉敏景公によって一乗谷に建立され、将軍・足利義昭が一乗谷を訪れたときは御所とされました。その後、柴田勝家によって現在の福井市足羽に再建された、という歴史と風格のあるお寺です。こういうお寺に出逢えるご縁に感謝です。

帰途、同じ足羽にある「橘曙覧(たちばなあけみ)文学記念館」に寄りました。橘曙覧(1812-1868)は幕末の国学者・歌人です。曙覧の『独楽吟』はとくに有名で、「たのしみは」で始まって「・・・とき」で終わる形式でよんだ和歌のことです。私の好きな歌は
たのしみは 朝おきいでて きのうまで 無かりし花の 咲ける見るとき
たのしみは まれに魚煮て 児らみなが うましうましと 言いて食うとき

【写真右上】 安養寺さんでの十夜法要、本堂の様子
【写真上】 安養寺さんの外観
【写真右下】 橘曙覧文学記念館外観

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■2014年10月20日

山端の帰命院前住・江口隆泰上人満中陰法要

長い間ご指導をくださりありがとうございました。人寿75

この9月3日、遷化されました帰命院前住・江口隆泰上人の満中陰法要が営まれ、随喜しました。

【写真】 江口隆泰上人の遺影

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■2014年10月23日

但馬の加美仏教会講演会

地域の仏教会ががんばっています

兵庫県但馬の加美仏教会講演会2会場で講話。講題は「不思議のいのちを戴いて」。加 美は町、山々がとても美しいところ。そして街の人々には、加美をよくしよう、という意気込みが感じられます。杉原紙で有名な街です。

 

【写真右】 多可仏教会講演会の会場の様子
【写真上】 講話をする恵光寺住職(多可町/浄照寺さん)

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■2014年10月24日

京都国立博物館に行く

新装になった京都国立博物館

京都は栂ノ尾の高山寺の『鳥獣人物戯画』が展示されています。世界的にも知られる絵巻物です。今回、修理が完成したことを記念して、甲巻から丁巻までの4巻すべてが公開されています。
また、高山寺のこと、高山寺の中興の僧・明恵上人(1173~1232)のことが解るようにできていました。
新しくできた「平成知新館」は平常の展示館です。いま、オープンを記念して、京都国立博物館収蔵の名品が一堂に会する展覧会「京(みやこ)へのいざない」が開催されています。

 

【写真右】 『国宝鳥獣戯画と高山寺』展示館入り口で
【写真上】 新しくできた京都国立博物館の「平成知新館」

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■2014年10月24日

稲垣真哲先生の三十三回忌に随喜

わが宗派の教学の重鎮・稲垣先生

浄土西山の教えを現代に、と腐心されました「勧学」位の稲垣真哲先生の三十三回忌が、ご自坊の等持院・念仏寺さんで厳修され、小生も随喜しました。お弟子であった永観堂の第八十八世・五十嵐隆明台下があいさつをされ、その稲垣先生の偉大さに己れの小ささを感じました。

 

【写真右】 裁断の飾られた稲垣先生の遺影
【写真上】 法要の祭壇前で、畏れ多くも写真を撮らせてもらう

■2014年10月26日

宝幢寺で先住・真行上人の三回忌と真盛上人の晋山式

第30世・真盛上人の門出を心からお祝い申し上げます

上高野の宝幢寺さんで大盛儀が行われました。午前に先住・真行上人の三回忌、そして午後には新しく真盛上人の晋山式が修行されました。

晋山式は、立ち宿の井口健一さん宅に僧侶、稚児さんが集まり、お練り行列が始まります。お寺の本堂では釋百恵さん方の二胡の演奏がされ、たくさんの檀信徒、関係者のみなさんがお練りの到来を待ちます。
午後2時、行列は山門に到着。閉ざされた山門の扉に向かって、新住職が大きな声で「広く浄土の門を開かん」と称えると、内側から役員さん方が厳かに扉を開け、行列を招き入れ、みごと晋山式は勤まりました。当日は秋の好天が、これからの新しい宝幢寺さんを祝福しているようでした。

 

【写真右上】 先代上人の三回忌法要。中央は導師を勤める恵光寺住職
【写真下左】 晋山式で開門式を執行する釋真盛上人
【写真下右】 晋山式で「晋山の疏」を奉読する新住職

■2014年11月3日

「如山会」能面展

恵光寺の檀家の梅原如山さんが主宰される「能面展」が御池東洞院の「嶋䑓」を会場におこなわれました。今年で25回目。11月1日~3日で1000人以上の方が観賞、京都の風物詩にもなっています。

【写真上】「能面展」会場の御池東洞院の「嶋䑓」さん
【写真右】「能面展」のポスターから

■2014年11月8日

永観堂のライトアップ

紅葉で有名な永観堂は約3000本のモミジが境内に広がっています。毎年11月上旬から12月初頭までの間、夜のライトアップが行われ、昼間とは違った永観堂に出逢えます。
【写真】幻想的にライトアップに映える永観堂の多宝塔

■2014年11月9日

「如山会」能面展

毎年11月9日には浄土宗西山派の祖である西山証空上人(せいざんしょうくうしょうにん)のお誕生をお祝いする「降誕会(ごうたんえ)」。

【写真上】西山禅林寺派承認降誕会に随喜する寺院方
【写真右】正面に安置された西山上人お像

■2014年11月14日

恵光寺の「お十夜」

お説教は岩手県の被災地寺院のご住職・古山敬光さん
今年も報恩の法会であります「お十夜」を勤めることができました。みなさまにお礼を申し上げます。
今年のお十夜のお説教師は、京都から1,100 km離れている岩手県は陸前高田市の慈恩寺ご住職・古山敬光さん。
古山さんは臨済宗妙心寺派の布教師でいらっしゃいます。そして、あの大震災・津波で被災され、身内を亡くされながらも、避難所となったご自坊を中心に、多くの人びとの支援をしてこられた方です。

お話のあと、私どもは被災地のこと、被災者のことを忘れてはならない、と改めて肝に銘じたことでした。
【写真右上】お説教をされる慈恩寺ご住職・古山敬光さん  
【写真上】お説教を聴く参詣の人びと

 

昨年にひきつづき「祈りの花いちりん100リレー」プロジェクト実施

阪神大震災の被災者で画家の立岡佐智央さんが、思いを込めて描いた花に祈りを託し、日本の寺院・神社等祈りの場で展示することにより、鎮魂と復興の後押しになる、と願ってできた活動。恵光寺の本堂で展示しました。恵光寺の「忘れないぞ東北 2015」事業です。
【写真右】本堂に展示された「祈りの花いちりん100」掛軸

■2014年11月16日

恵光寺こころのツアー

播州は三木・法界寺、姫路城を訪ねるツアー。
大河ドラマ「軍師官兵衛」ブームにちょっとのったかな

兵庫県三木市の法界寺さんを訪ねました。このお寺は永観堂の末寺で三木城主・別所氏の菩提寺。

戦国時代、羽柴秀吉の22か月にわたる三木城兵糧攻めで、城主別所長治は一族自刃とひきかえに家来や領民を助けた、という悲惨な事件が起こり、城主家族などの遺体はこの法界寺に埋められました。

今回、お寺では北川眞昭ご住職がその別所長治の死にゆくまでの戦の模様を描いた掛軸の「絵解き」をしてくださいました。
午後は黒田官兵衛ゆかりの地・姫路城を訪問、黒田官兵衛大河ドラマ記念館にも足を運びました。好天に恵まれ、一行34名「こころのツアー」を満喫しました。

【写真上右】三木市法界寺本堂  
【写真左上】絵解きをして下さる法界寺の北川眞昭ご住職
【写真左中】北川ご住職のお話を聴く参加者(法界寺本堂) 
【写真右下】北川ご住職と恵光寺住職(法界寺境内の別所氏ご廟前で) 
【写真左下】改装のなった姫路城。まだ本丸には入れません

■2014年11月展覧会

忙しい中をぬって展覧会に行きました

 

11月17日「池坊展」(烏丸六角の池坊・頂法寺席)

日本の「いけばな」は室町時代に池坊頂法寺・六角堂で形づくられ、理論が確立され、今日までに発展してきた、といわれています。今回、スケールの大きい見事な花展を拝見しました。
「いけばな」の様式には「立花(りっか)」と「生花(しょうか)」とがあり、池坊展での案内書きに次ぎのように記されてありました。

「立花は、木を山、草を水の象徴として一瓶の中に自然に景観美を表します。草木の調和を通して自然の摂理を知ることを大切にしています。一方、生花は数少ない枝で、草木に息づく命に重点を置いて生けられます」と。
【写真右上】池坊華展はこの六角堂が会場  
【写真中】華展の室内の風景
【写真右】作品をパチリ

 

 

 

 

11月21日「大古事記展」(奈良県立美術館)

奈良県の企画で開催された古事記展で、サブタイトルが「五感で味わう、愛と創造の物語」。『古事記』にまつわる文物、歴史、資料をはじめ、『古事記』を題材とした新しい作品などから、『古事記』の世界をいろんな角度から見られるよう工夫された展覧会でした。

【写真右】「大古事記展」開催中の奈良県立美術館の前で

 

 

 

 

 

 

11月24日「遊亀と靭彦展」(滋賀県立近代美術館)

大津にゆかりのある小倉遊亀と師事した安田靭彦の絵画が並んでいました。物静かでありながら凛とした靭彦師の厳しい指導を受けた小倉遊亀さんの回想言葉が身に沁みました

【写真上】大津市文化ゾーンにある滋賀県立近代美術館への小径
【写真右】美術館前の看板

■2014年11月地域福祉の研修会

11月26日 障がい者地域自立支援北部研修会(左京区役所)

北区、左京区の研修会。障がいをもっている方への支援のしかたを考える研修会。(左京区役所)。地域において障がいを持った人々と接するとき、支援する側、支援される側、という見方がどうしても出てしまいます。両者が同じ人間として付き合う努力をすることが大事、と改めて思いました。

【写真】施設や行政、当事者が参加して行われた研修会(左京区役所)

 

 

 

 

 

11月28日 左京福祉大会(グランドプリンス京都)

年に一度、この時期に行われる左京区全体の福祉大会。式典とシンポジウム、そして懇親会、と長丁場ですが、地域の福祉ボランティアや関係団体、施設の方といっしょに交流ができる場。
「高齢」「障がい」「子育て」を福祉三分野と言いますが、人々はそんなジャンル分けをして相手をみるのではなく、同じ人間として付き合うことが大切、という基本姿勢の確認がここでも求められた会でした。

【写真右上】大会のシンポジウムで「区社協20年」を紹介する岸野住職(左端)
【写真上】大会の終了のあいさつをする岸野住職(中央)

11月30日 市原野学区総合防災訓練(市原野小学校校庭、体育館)

市原野自治連・自主防災会の「市原野学区総合防災訓練」。朝9時に大きな地震が発災した、という想定の下で練が行われました。
今年は①炊出し・配給、②救出・救護、③避難所運営、④要援護者捜索、の4つの場面で訓練。天候に恵まれ、250人が参加。

【写真左】避難した人が地域ごとに集合。左から2番目のヘルメット姿が岸野住職
【写真中】救出・救護訓練の様子
【写真右】体育館での避難所運営訓練

 

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