恵光寺 和尚の日記

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恵光寺の宗旨は浄土宗西山禅林寺派で、阿弥陀さまのお慈悲を感謝し、その喜びを社会奉仕につないでいく、そういう「生き方」をめざすお寺です。
現代の悩み多き時代にあって、人々とともに生きるお寺をめざして活動しています。

 

■2009年9月30日

恵光寺ホームページ リニューアルしました!

恵光寺では平成18年(2006年)1月1日にホームページをスタートいたしました。あれから3年半、つたない内容でしたが感想や仏教なやみごと相談などのメールを頂戴し、とてもありがたく思いました。ただ、毎月の更新を目ざしてやってきました分、力量不足で、内容が相対的に貧弱になってきたのではないか、と自省をしています。

 

今年の春4月5日、わたしども恵光寺では法然上人800年遠忌の大法要を勤 めました。その法要準備などを通していろんな方々との新たな出逢いがあり、お寺は内にこもることなく、それこそいろんな方と協働して、いろんな形で広く 「いのちの不思議と尊さ」を発信していかねばならない、ということを改めて確信いたしました。
今般のホームページのバージョンアップはまさにそういう思いの中から企画されたもので、新しい画面は恵光寺のねがいが伝わり、今まで以上にみなさまの声や思いを聞かせていただけるのではないか、と期待をしています。

 

ブログの内容は、一口法話、小生の近況報告、お寺や地域のニュース、イベント案内などが主になると思います。うまくいくかどうかまだわかりません。ご覧になったみなさまには、お寺について、宗教について、このホームページについて、ご意見をぜひお寄せ下さいますよう、お願いいたします。 恵光寺住職 岸野亮淳 拝

 

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■2009年11月5日

秋の行事 お十夜 について

お十夜(じゅうや)とは「十日十夜報恩法要(じゅうにちじゅうやほうおんほうよう)」の略で、
もともと十日間、昼夜を通して行う報恩の念仏法要としてはじまりました。

 浄土三部経(じょうどさんぶきょう)の中の「無量寿経(むりょうじゅきょう)」に「この世において善を修すること十日十夜すれば、他方の諸仏の国土において善をなすこと千歳するに勝れり」というところから来ています。 お十夜(じゅうや)の発祥の地は京都の真如堂ですが、室町時代に浄土宗の鎌倉光明寺が勅許を得て勤めるようになってからは、日本全国に広まり、報恩の意味から、収穫の秋に勤めるようになりました。

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■2009年11月19日

恵光寺 お十夜 勤行いたしました

報恩感謝の尊さを学びました

この11月14日、夕6時から恵光寺に約40名の方が参加され、お十夜が行われました。

写真左:お十夜に集われた方々


本堂で、参詣の方々といっしょに、読経、講話、亡くなられた方のご回向、念仏の合唱、これらを順に織り交ぜた法座(諷誦文回向)をつとめました。
その後、休憩とお斉(食事のことです)をはさんで、7時40分からは全員で「お十夜の法要」。
みんなで読経、お念仏を唱和して、そしてお説教が行われ、9時ごろに終了しました。
今回のお説教は「阿弥陀さまの願い」と題して、西本願寺布教使の牧野光博さまにお話いただきました。

 

写真左: お説教されている牧野光博さま

  「私どもは自分がひとりで生きているような錯覚に陥っていて、仏さまの大いなるいのち・お力(お慈悲)を戴いて生きていることに気がつきません。気がつかなくても生きては生けますが、こんな私が目に見えない大いなるいのちに生かされて生きている、と戴くことができれば、感謝の気持ちが湧いてきたり、人に優しく接することができるようになります。それが生きる豊かさと力になるのです。」とお話になりました。 きれいな声ではっきりとお説きになるお話、そしてお人柄に、参詣者一同、心してお話を承ったことでした。

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■2009年12月12日

市原野の子どもたちの土曜学習「地域の歴史を学ぶ」

この12月12日土曜日の午前、市原野の子どもたちが恵光寺に来ました。「地域の歴史を学ぶ」という土曜学習の一環。  この日は激しい雨、という悪天候でしたが、市原野の子どもたちが児童館の先生や、小学校の校長先生、教頭先生に引率されて恵光寺にやってきました。まずは、本堂の畳に正座をして、きちっとあいさつする練習をしました。きちっとあいさつをして始めると、ちゃんとお話が聞けるようになるからです。 市原野の昔の生活の様子や地名の由来など,市原野の昔の様子がグンと身近に感じられるようにお話しました。

写真:土曜学習の様子(恵光寺 本堂)

 

 

 

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■2009年12月16日

恵光寺お十夜(じゅうや) 講話の和尚さまからのメッセージ

さる11月14日(土)に恵光寺で時から恵光寺のお十夜が行われました。

このときに講話をしてくださいました牧野光博先生(浄土真宗本願寺派布教使)から「お十夜の感想」としてメッセージを送ってきて下さいました。その中から一節を紹介します。

 今回のお十夜に寄せていただき、本尊前に供えられているたく さんのお供物から、あらためて「いのち」について教えられました。「いのち」というと二つの意味があると思います。ひとつは動物や野菜も含めた私どもの 「個のいのち」。もう一つはその「個」と「個」とをつなぐ「限りなく大きないのち」です。私どもは「個のいのち」がこの「大きないのち」に生かされてい る、ということを教わるわけで、このことに心がけていかねばならないと思います。

 

 

 お昼には晩秋の景色いっぱいの竜野の民宿旅館で交流会もかねて昼食会。
 そして小野市の浄土寺さんに参拝。今から830年前、奈良の東大寺は源平の合戦で焼け落ちました。この東大寺をみごとに再建した人が重源上人(ちょうげんしょうにん)。重源上人は法然上人に浄土念仏の教えを教わった人で、自ら「南無阿弥陀仏」と名のったといわれる傑僧です。浄土寺本堂はこの重源上人によって東大寺と同じ形で建てられたもので、大仏様といわれる質実剛健の建物。お堂の中に入って中央に堂々と立っておられる快慶作の阿弥陀仏像を間近に拝し、一堂驚嘆・感激しました。

 

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■2009年12月20日

恵光寺「お身拭い(おみぬぐい)式」

 この12月20日(日)9時。今年いちばんの寒さの中をご苦労さまでございました。
「お身拭い式」は私が溜めたホコリを阿弥陀さまが代わりになって自らのお身体に溜めてくださったもの、と戴き、年末に「ありがとうございました」と、お礼の気持ちでほとけさまのお体を拭う行事です。

 

 

 

 

 

 

 

 ほとけさまのお体のほこりを取り除きながら、実はこの私が1年間つくってきた汚れた心のホコリを取り除いて新年を迎える大切な行事です。今年いちばんの寒さの中をご苦労さまでございました。

 

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■2009年12月20日

恵光寺バスツアー

11月29日、姫路市の大覚寺さん、午後には小野市の浄土寺を参拝しました。

 まずは、五重相伝やお十夜のお説教でいつもすばらしいお話を聞かせて戴いている中西玄禮先生のご自坊に寄せていただきました。美しく調えられた広大な境内に一歩足を踏み入れると身の引き締まる思いがします。そこへ中西先生みずからがにこにこ笑顔で出迎えて下さり、一堂心がいっぺんに和みました。
 本堂で読経回向をしたあと、新築された会館「明法殿」に移動、中西先生のご講話を拝聴しました。心を空っぽにすることは難しいけれど、法然上人がお示しになったように「自分は大した人間ではない」と見ていくと、こんな私の中にも、見えないものが見え、聞こえてくる、というお話でした。

 

 

 お昼には晩秋の景色いっぱいの竜野の民宿旅館で交流会もかねて昼食会。
 そして小野市の浄土寺さんに参拝。今から830年前、奈良の東大寺は源平の合戦で焼け落ちました。この東大寺をみごとに再建した人が重源上人(ちょうげんしょうにん)。重源上人は法然上人に浄土念仏の教えを教わった人で、自ら「南無阿弥陀仏」と名のったといわれる傑僧です。浄土寺本堂はこの重源上人によって東大寺と同じ形で建てられたもので、大仏様といわれる質実剛健の建物。お堂の中に入って中央に堂々と立っておられる快慶作の阿弥陀仏像を間近に拝し、一堂驚嘆・感激しました。

 

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■2009年12月20日

愛知県半田市の常楽寺さんなどを巡教いたしました。

この12月6日から9日まで4日間、亮淳和尚は愛知県半田市の常楽寺さんなどをお十夜のお説教で巡教しました

 常楽寺さんは1484年、空観栄覚によって開かれた浄土宗西山派の寺院で、知多半島随一の西山派の巨刹、と呼ばれているお寺。徳川家康の従兄である典空顕朗上人が住職をしたこともあり、家康ゆかりの寺としても有名。国の重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来立像(1263年、円覚作)のほか、徳川家康から贈られたと言われる鐙や鞍が所蔵されています。

写真右:常楽寺さまで法話を行う私です。
写真下:常楽寺さまに集われた檀家さま方

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■2009年12月31日

良き年と迎える心の準備「除夜の鐘」。

一年の締めくくりの大晦日。恵光寺の鐘撞き堂には200人ちかくの善男善女が集いました。
来年こそはよき年になりますように。

 除夜の鐘は「除夜会」といって私たちがもっている煩悩、つまり正しく生きるのに障りになる心の迷いを追い払って新年を迎えようとする行事です。私たちの煩悩は多すぎて数えられませんが、それでも「百八煩悩」といって数で現したりします。除夜の鐘を108つくのはそういう理由からです。 今年の除夜の鐘では地元の社会福祉協議会の人といっしょに「へいわ・きぼうの灯2010」をロウソクにつけ境内にならべました。あらためて新年の世間安穏、世界平和を祈念しました。

写真上左:除夜の鐘をつく参拝者の方
写真上右:除夜の鐘をつく住職

 

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