第72期(2024年12月~2025年2月)の 第3回
恵光寺の写経会では「法句経(ほっくきょう)」を書いています。連続3回は同じお経です。
第72期の写すお経は「法句経 第122番」と「法句経 第303番」。
恵光寺写経は毎月第2土曜日午後2時から。
写経と法話は人生を考える絶好のチャンスです。どうぞお誘いあわせの上、お越し下さい。
■会場 恵光寺ホール
■冥加料 1000円
■どなたでも参加できます
■筆など道具はお寺にあります
■数珠はおもち下さい
「法句経」第122番
莫軽少善 以為無福 水滴雖微 漸盈大器 凡福充満 従繊々積
〈法句経 第36番 読み下し文〉
少善を軽んじて 以て福無しとなす莫れ 水滴は微かと雖も 漸く大器に盈つ
凡そ福の充満するは 繊々より積む
「その報い よも われには来たらざるべし」。かく思いて 善きことを軽んずるなかれ。
水の滴 したたりて 水瓶をみたすがごとく 心ある人は ついに善をみたすなり (友松圓諦師訳)
「法句経」第303番
有信則戒成 従戒多致賢 亦従得諧偶 在所見供養
〈法句経 第303番 読み下し文〉
信あれば 則ち戒成り 戒に従いて 多く賢を致し 亦従いて諧偶を得て 在所に供養見らる
信ありて 戒をそなえ 誉と富とを 有てるもの いかなるところに赴くも ことごとく 恭敬せられん (友松圓諦師訳)